アラサーOL、嫁に行く

アラサーOLが嫁に行きました、そして母になります

未来の為に今できる事

春。


私のお腹に新しい命がやって来た。


つわりが始まり、体調の変化を感じ、病院のエコーでも豆つぶみたいな形から心臓がピクピクしているのを確認でき、徐々に人間の形になっている我が子を見て自分のお腹の中で新しい命が育っているのが少し不思議だった。


妊娠がわかってからネットや本などで妊娠に関しての情報を集めだした。○○の取りすぎは良くない。××を取った方がいい。と記事で読めば××を購入し、飲んだり食べたりするのだが、また更に調べだすと××の取りすぎは良くないといったような初めとは真逆の意見も見つけたりする。

今はインターネットなどで手軽に調べ物がでしきる分、情報が多すぎて自分で情報を取捨選択しないといけないし、よくよく調べてみると情報が本当かどうかすら怪しいものもある。

妊娠初期、私は神経質になって確証のない情報達に振り回されていた。


you are what you eat.

あなたが食べたものであなたはできている。


私が食べたものが今は私だけでなく、お腹の子供も作っていると思ったからだ。


自分が信頼できる本や医師が監修している情報を選んで読むようにしてからは、情報に振り回される事はなくなった。


口に入れるものは、なるべくオーガニックや有機栽培、減農野菜などを意識して購入するようになった。


胎動を感じるようになり、病院のエコー以外でお腹の赤ちゃんが元気な事が自分でわかるようになった。


お腹の中ですくすく大きくなっている。


口に入れるものをなるべくオーガニックに変えたのはただの自己満足かもしれないが、私が今、我が子にできる最大限の事が口に入れるものを変える事だったのだ。


27週。

出血があったため時間外で受診し、そのまま入院になった。

私は24時間点滴で繋がれて点滴の副作用にも耐えている。この入院生活がいつ終わるか、わからない。


お腹の赤ちゃんの為だから我慢もできるし、耐える事ができるのだ。


もうそろそろ赤ちゃんの肌着やオムツなどのベビー用品を準備しはじめてもいい時期になる。

今の状態だと私が店舗に行って直接商品を選ぶ事はできないと思う。

私はネットでベビー用品を調べて通販や夫に買って来てもらって揃えようと思う。


今までこんなに自分以外の人の為に動いた事があっただろうか。


ニュースでは親が子供を虐待したり、殺したなどといった内容のものが頻繁に流れる。

初めから子供を虐待しようと思って子供を産む親はいないと信じたい。



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